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風鈴屋さんとANDON展
風鈴屋さんとANDON展_f0083904_17372559.jpg京都にお店を移して知った京都ならではの楽しい事はイロイロありますが、この風鈴屋さんもそのひとつ。
『中村風鈴店』
毎年、6月から7月の祇園祭りまでの期間限定移動販売の風鈴屋さん。
「ふぅり〜ん ふぅり〜ん」と京都の街を流します。
目印は青いパラソルとすごく味のあるレトロな手押し車(?)
かすかに聞こえる
ちりりん、ちりり〜んと心地よい音(りんりんりんりん と激しく鳴り響いている時は見つけやすい(笑))
風鈴屋さんの彼らの出立ちも雰囲気があります。
パラソルの下には沢山の風鈴。
中村風鈴店の風鈴は鈴が陶器製で風をうける短冊には木版画が。

風鈴屋さんとANDON展_f0083904_17513853.jpg作者はもちろん、このお二人の男性。
陶器の鈴を作るのが陶芸作家の中田誠さん
いろんな形、いろんな色、絵付けされたものなど様々な鈴がありました。
風鈴屋さんが終わる頃、京都のefishで『うつわと喫茶』という個展を開催されます。
中田さんのうつわも見てみたい。
短冊を作るのが木版画家の藤村洋介さん
可愛いの、カッコいいの、オモシロイの、1枚選ぶのがなかなか決まらない程にいろんな絵柄の短冊がありました。
藤村さんはあちこち京都の有名カフェの看板や内装などに木版画の作品が使われています。
きっと、何気に目にされている方も多いのでは?

風鈴屋さんとANDON展_f0083904_18154763.jpg風鈴は好みの鈴と短冊を組み合わせてくれるのです。
あれもこれもと迷ってhug用に選んだのがこちら。
上に向かって細くなる鈴は家の屋根のようにも見えるし、山にも見える。
ゴールドの月と星が描かれています。
短冊はhugらしく、手芸好きな人にはお馴染みの糸通しを。
お馴染み なんて書きましたが・・・
糸通しって見たことあるけど、実際はあまり使わない、気がついたら無くなっている・・・
そんな存在(苦笑)
でも、それをモチーフにしたところに心をつかまれたのです。
早速、hugの入り口に飾りました。
ちりりん ちりり〜ん と涼やかな音を届けてくれています。
hugに来られた際には是非、ご覧下さい。
中村風鈴店の売り歩き日は
6月30日(日)、7月7日(日)
7月13日(土)はご存知!「地球の幸せを夢みるバク」前に14時から18時、夢バク屋台も出るそうです。
7月14日(日)、15日(月)
となっております。
hugでは売り歩きマップをお預かりしていますので、是非、お持ち帰り下さい。



風鈴屋さんとANDON展_f0083904_1839215.jpg最後にhug夏の窓辺のお知らせです。
中村風鈴店の短冊担当、木版画家 藤村洋介さんの作品展 『藤村洋介のあんどん展』を7月12日(金)から開催します。
昔の木製糸巻きに版画を施した和紙をくるりと巻いた、そんな「行灯(あんどん)」
藤村さんのユニークで独創的な木版画がやさしい灯に包まれた作品です。
気持ちのいい夏の夜、これから訪れる秋の夜長のお供に行灯。
オススメです。
hugの窓辺に楽しい行灯が並びます。
6月も今週で終わり。
7月に入ると京都の街は祗園祭りの準備が始まります。
宵宵宵山の7月14日(日)から三夜、四条界隈鉾町に「コンコンチキチン コンチキチン」と祇園囃子が流れます。
そして、7月17日(水)は山鉾巡行。
京都の本格的な夏がスタートします。
風鈴、行灯、打ち水、川床、鱧、かき氷、舞姑さんのうなじ
夏の暑さも心地よく感じる風情あふれる京都に是非、お越し下さい。
by sandwich-hug | 2013-06-25 19:15 | hug(kyoto)
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